栃木京福会

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活動報告

2024.02.27

第29回 だいじだねット会議 ~那須塩原市の地域包括支援センターあぐり~

令和6年1月23日(火)に「第29回だいじだねット会議」を開催しました。
今回もたくさんの地域住民の皆さま、専門職の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。

「なんか、セルフネグレクトっぽいんだけど、どこまで立ち入ってよいか分からない…
どうしたらよい?誰もが陥る可能性のあるセルフネグレクト」というテーマで、
皆さんと話し合いました。
セルフネグレクトとは、自分に関心がなくなった状態と定義されます。
自分に関心がなくなれば、食事をしたりお風呂に入ったりすることが、どうでもよくなってしまい、
日常生活を当たり前に送ることが困難になってしまいます。
  • 今までは普通に暮らしていた独居高齢者などが、認知症になったとか、
    怪我や病気がきっかけで、身の回りのことができなくなると、
    セルフネグレクトの状態に陥る可能性があります。

  • このような方が近くにいる時に、私たちは、果たして様子を見るだけで良いのでしょうか。
    食べることがままならなければ、命に直結する問題にもなります。
    できればこのような状態に陥る前に、支援が受けられることが理想です。

  • また、いわゆる「セルフネグレクト」状態にある高齢者について、市町村などの自治体は、
    どのように対応したらよいのでしょうか。
    高齢者虐待防止法にいう高齢者虐待の定義には含まれていませんが、高齢者の権利擁護の観点から、
    虐待に準じた対応をすることが求められます。
    今後もだいじだねット会議では、地域の皆さんにとって身近な内容を話し合っていきたいと思います。

  • 令和6年2月27日(火)のだいじだねット会議のテーマは、
    「過去の事例 前の人はやってくれたのにと言いますが…」です。
    前に来てくれたヘルパーさんはワックスがけをしてくれたのに、交代したヘルパーさんには「できない」と言われた。なぜ利用者さんが怒っていたのか、ヘルパーの専門性について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

    皆さまのご参加をお待ちしております(^^♪


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