全国社会福祉法人経営者協議会
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2024.07.09
身近に困っている人や、落ち込んでいる人がいるとき、声をかけて話を聞いてあげたという経験はないでしょうか。もしその方が、大切な人を亡くしたことで閉じこもりがちになってしまっていたら…。「そっとしておいてほしい」と言われてしまったら…。そのままにしておいていいのか、どのように声をかけて接したらよいのか悩まれると思います。
グループワークでは、その方の心境を考え、意見を出し合いました。「さみしさから意欲がなくなってしまったのではないか」「介護を頑張った反動で、役割を失った喪失感を感じているのではないか」「介護サービスを利用していたとしたら、職員さんとの関係が途切れてしまい、さみしいのかもしれない」などの意見が出ました。大切な人だけでなく、自分の役割や人との関係なども失ってしまっているのかもしれません。
社会的孤立感とは、誰かに孤立させられるものではなく、体の衰えや、死別、生活の中での役割がなくなってしまうことが原因で生じる、悲しさやさみしさ、虚しさなのかもしれません。本人の負担にならないよう様子を見守る、おすそ分けのついでとして話を聞く、興味がありそうな集まりに誘ってみるなど、少しずつ接していくことで、楽しみや喜びを感じ、孤独感を解消していくことができるかもしれませんね。
今後もだいじだねット会議では、地域の皆さんにとって身近な内容を話し合っていきたいと思います。令和6年6月25日(火)のだいじだねット会議では「転倒して動けない、骨折はしていないようだけど…」というテーマで行いました。検討した内容については、またお知らせしたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております(^^♪
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