栃木京福会

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活動報告

2024.07.23

第34回 だいじだねット会議 ~那須塩原市の地域包括支援センターあぐり~

令和6年6月25日(火)に「第34回だいじだねット会議」を開催しました。
今回もたくさんの地域住民の皆さま、専門職の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
「転倒して動けない、骨折はしていないようだけど…」というテーマで事例を通して話し合いました。

転倒して痛みが強く思うように動けない、けれど骨折はしていないので、入院にもならず…いずれは回復していくのですが、そんな身体機能が一時的に低下する『くぼみ』の期間をそれぞれの立場からどう支援できるか、どう乗り越えるか話し合いました。
  • 近所の住民の立場としては、関係性にもよりますが、朝夕の声掛けや差し入れ、本人よりお買い物の希望があれば、代わりにお買い物をする。民生委員の立場であれば、地域包括支援センターなどの相談機関につなぐ。専門職としては、ケアマネジャーであれば、介護保険認定の見直しを考えたり、福祉用具の手配を行ったりする、などの意見が出ました。

  • もしも自分がこのような状態になった時、どのような支援を受けたいかについても話合いました。普段はお世話や支援をしている立場だけど、自分自身は世話をやかれるのが苦手。いざ支援を受ける立場となった場合は、できるだけ誰かの世話にならずに、自分の支払える範囲でお金を払ってサービスを利用したい、という方が多かったです。

  • また、利用したいサービスが、いざという時にすぐに使えるサービスなのか、「くぼみ」を乗り越える『ジャンプ台』を用意しておけるのかというのが重要な問題になります。民間のサービスなどは元気なときに一度利用しておく、自分自身が支援の受け入れに慣れるために、若いうちからボランティア活動を経験しておく、というのも一つの方法なのかもしれません。

  • 今後もだいじだねット会議では、地域の皆さんにとって身近な内容を話し合っていきたいと思います。
    令和6年7月23日(火)のだいじだねット会議では
    「訪問販売等の詐欺被害・クーリング・オフ制度」について
    皆さんと理解を深めたいと思います。

    皆さまのご参加をお待ちしております(^^♪


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