栃木京福会

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活動報告

2024.10.30

「新上厚崎地区自主防災訓練」~地域包括支援センターあぐり~

こんにちは!地域包括支援センターあぐりです(^^)

令和6年10月20日(日)に、新上厚崎地区の自主防災訓練に参加してきました!
前回令和元年に訓練を実施して以来、実に5年ぶりの大規模な開催でした。

たくさんの住民の方が参加され、それぞれのご自宅から厚崎中学校までの避難訓練と炊き出し訓練が行われました。
地域包括支援センターあぐりも5年ぶりにお伺いいたしました。


今回は「認知症について」や「高齢者の相談」に関することについて、講話をさせていただきました。

認知症の症状が明らかになる前の段階、つまり日常生活には支障がないが、
説明のつかない物忘れが見られる状態をMCI(Mild Cognitive Impairment、軽度認知障害)と呼びます。

最近では、このMCIの段階で効果が期待できる治療薬が開発・認可され、日本でも使用できるようになりました。
しかし、MCIの段階で診断を受ける、または自分自身で認知症だと気づくことが難しく、
結果として治療に至らないケースが多いという課題があります。

  • さらに、認知症の方との関わり方として、「わからないことを察して伝える」、
    「困っていることを味方になって支える」という姿勢が
    重要であるという点についてもお話しさせていただきました。

    高齢者の介護や認知症に関すること、近くに心配な高齢者がいるなど、
    地域包括支援センターにぜひご相談ください。


  • 厚崎中学校生徒さんの合唱や地域のフラダンスグループの発表、アマチュア弦楽四重奏団の演奏も行われました。
    一見、訓練とは何の関係もないように思われるかもしれませんが、このように発表の場を設けることで
    、普段から多くの方が集まって顔見知りの関係になり、いざという時に、なじみの仲間として、
    より協力し合える関係ができます。
    また、炊き出しで作ったけんちんうどんやお餅をご馳走になりました。


  • 地域の皆さんのつながりの大切さやパワーを感じるひとときとなりました。

    地域包括支援センターあぐりでは、社会資源の把握および、
    地域包括支援センターのPRを目的として、日々様々な地域活動に参加させて頂いております。


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