栃木京福会

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活動報告

2025.01.07

第39回 だいじだねット会議 ~那須塩原市の地域包括支援センターあぐり~


令和6年11月26日(火)に「第39回だいじだねット会議」を開催しました。

今回もたくさんの地域住民の皆さま、専門職の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
「変わってほしくないもの、ありますか?」というテーマで、30年前にはなかったけれど、今では当たり前のいろいろなものについて、話し合いました。

レストランで料理を注文するのに、わざわざ店員さんを大声で呼ばずにタッチパネルで注文できたり、
現金を所持していなくても電子マネーやクレジットカードで決済ができたり、
お店に行かなくてもスマホやパソコンのインターネットでお買い物をしたり、映画館に行かなくても動画配信で映画が見られたり、多くの人々にとって非常に便利な世の中になりました。

 しかしその一方で、最近の電子機器の操作が苦手な方、液晶モニターを見てタッチパネルを操作するのが苦手で生きづらさを感じている方も少なからず存在します。

いわゆる『デジタルディバイド』というIT(ICT)の恩恵を受けられる人と受けられない人の間に生じる、経済格差や情報格差が少しずつですが身の回りでも発生しているという事を理解することが出来ました。

  • 便利になる世の中の一方で、逆にそのことによって不便さを感じる人が一定数存在することも確かなことで、
    そういった人たちにとってどのようなサポートが必要なのかなど、明確な答えは出ませんが、
    話合いの中で皆さんから様々なアイディアが出ました。


  • コールセンターのような相談窓口や、○○教室があるといい。
    タッチパネル注文のお店であったとしても、店員さんが「タッチパネル操作は大丈夫ですか」、「全部お揃いですか」等とお声掛けをしたり、人間らしいちょっとした気配りがあるといいよね、という意見が出ました。また、スーパーのセルフレジなどは、ポイントが多くつくなどの特典があれば、頑張って覚えられるかも、という声もありました。

  • 今後もだいじだねット会議では、地域の皆さんにとって身近な内容を話し合っていきたいと思います。
    令和6年12月24(火)のだいじだねット会議では、介護保険被保険者証の見方や介護認定申請の手続きについて話し合いました。次回のブログで報告いたします。

    皆さまのご参加をお待ちしております(^^♪


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