栃木京福会

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活動報告

2024.12.12

とろみのつけ方についての学習会 ~那須塩原市の老人ホーム寿山荘~

こんにちは(^-^)
特別養護老人ホーム寿山荘です。

寿山荘で使用している飲み物のとろみ調整食品が切り替え予定となり
先月、とろみのつけ方についての学習会を開催しました。

寿山荘の入居者様・利用者様の中には、加齢に伴う身体機能の低下で、
さらさらとした飲み物が気管に入って『むせ』てしまう方がいらっしゃいます。
『むせ』を予防するために飲み物を喉へゆっくりと送るために『とろみ』をつけます。

『とろみ』は、濃度によって「薄いとろみ」「中間のとろみ」「濃いとろみ」に分けられ
薄すぎたり濃すぎたりは、逆に飲み込みにくくします。
※濃度「薄いとろみ」「中間のとろみ」「濃いとろみ」については、
日本摂食嚥下リハビリテーション学会「嚥下調整食学会分類2021(とろみ)」参照
お願いします。
  • 先ずは、摂食嚥下障害、とろみ調整食品について学びました。

  • 実際に「中間のとろみ」の水を作りました。
    介護職員は、日々の業務の中でとろみつけの作業を行っているため
    ダマにならずにきれいなとろみが出来上がっていました。
    その他に「薄いとろみ」「中間のとろみ」「濃いとろみ」の飲み比べをしました。
    濃いとろみは「濃いね」との意見が一部ありましたが、どれも飲みやすいとの意見が多かったです。

  • とろみ調整食品は、たくさんのメーカーから販売されていますが、それぞれ製品によって特徴の違いがあります。
    実際にとろみを付けながら疑問や質問等その場で回答があり、とろみについて、より深く学ぶことが出来ました。
    入居者様・利用者様一人ひとりに合った安全で美味しいとろみ飲料を提供していきたいと思います。


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