栃木京福会

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活動報告

2025.09.10

「認知症サポーター養成講座~上厚崎サロン」~地域包括支援センターあぐり~

こんにちは!地域包括支援センターあぐりです(^^)
令和7年8月19日(火)に上厚崎サロンにお邪魔させていただき、認知症サポーター養成講座を開催しました。
 「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を暖かく見守り、支援する応援者です。地域包括支援センターなどが開催する「認知症サポーター養成講座」を受講すると、認知症サポーターになることができます。
 私も受けてみたい!という方はぜひ、お近くの地域包括支援センターにご相談ください。
  • 認知症の主な症状や、通常の「年相応の物忘れ」と認知症による「記憶障害」の違いについて、認知症の方への適切な接し方などについて包括職員より説明を行いました。
    また、「サロンに参加している花子さんが初期の認知症になった」という事例でグループワークを行い、花子さんへのより良い対応について皆で考えました。

  • グループワークでは、事例の花子さんが出席簿の名前を書けない場面では、「ひらがなやカタカナでもいいんだよ」と声をかける、「一緒に書いておくね」とさりげなくお手伝いする。帰り道が分からないご様子の場面では、「同じ方向だから、一緒に行きましょう」などと困っていることを察して先回りして対応するという意見が出ました。

  • また、知っている方だと声をかけやすいけれど、知らない人だと認知症の方なのかそうでないのか悩むので声をかけにくいかも…という意見も聞かれました。
    もし認知症かな?と思われる方がいたら、「わからないことを察して伝える」、「困っていることを味方になって支える」という姿勢が重要です。

  • 受講の記念に参加者の皆さんで記念撮影を行いました。
    アンケート結果には、「認知症の妻を支えていますが、接し方について気を付ける点が分かってよかった」、「子供家族と同居ではないので、認知症にならずに生活していきたい」などの感想がありました。

  • 地域包括支援センターあぐりでは、社会資源の把握および、地域包括支援センターのPRを目的として、日々様々な地域活動に参加させて頂いております。
    また、高齢者の介護や認知症に関すること、近くに心配な高齢者がいるなど、地域包括支援センターにぜひご相談ください。


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