栃木京福会

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2022.05.06

クラスター発生施設への応援派遣 ~那須塩原市東三島のグループホームみしまの家~

今回はいつもの活動報告とはちょっと変わって、
職員のいつもと違った仕事内容について書いてみます。

3月21日から25日までの5日間、栃木県による「高齢者施設等での新型コロナウイルス感染症発生時の応援職員派遣事業」により、県内でクラスター発生した介護事業所へ応援派遣職員として活動してきました。
 その事業所では介護職員さんが全員陽性となってしまい、
介護を必要とする方々に必要な支援が届かない状況に。

職員が感染し自宅療養となっても日々の支援は必要です。
応援派遣職員として向かった私は、貴重な体験をしました。
 
 医療用のガウンを着たことがある方もいらっしゃると思いますが、
意外と着ること自体に手間がかかるわけではありません。
しかし、レッドゾーン(感染危険のある領域)では、
飲食はできませんし、お手洗いへ行くのにも出入りの度に脱ぎ着をするので、
 何度も繰り返す事はやはりとても大変でした。

 派遣先の事業所での業務は介護職員として特別な違いは無く支援にあたれましたが、
精神的な疲労は普段と全く違い、慣れない場所でのお仕事や、
自宅に帰らずホテルでの生活は想像していたより高ストレスな日々でした。

しかし、日頃から、自事業所で感染予防、万が一に備えての対応訓練など、
対策・準備はしていたつもりでしたが、
まだまだ足りない事・準備が必要な事もこの活動を通して学ぶことが出来ました。

 理事長、副理事長をはじめ現場を守っている方々からも感謝の言葉を頂き、
身体への気遣いもして頂きました。
5日間という短い期間ではありましたが、力になれたのなら嬉しく思います。

世の中のコロナウイルス感染症が落ち着き安心出来る事を願います。

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