京都南山城学園

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地域における公益的な取組

2020.06.30

【まどかのたいひ~利用者様の地域貢献~】

障害者支援施設 円(まどか)では、利用者様の日中活動として
堆肥の生産を行っています。

堆肥の材料には、お隣にある障害者支援施設、魁(さきがけ)の利用者様が
お仕事で刈った枯れ草を再利用しています。

作業工程は、初めに刈った草を粉砕機で細切れにします。
その後、水、腐葉土そして発酵促進剤を混ぜ、約6ヶ月かけて発酵させます。
最後に利用者様が手作業で不純物(枝や小石)を一つ一つ取り除き、
丁寧に袋詰めして完成です。

こうして完成した「まどかのたいひ」は、一袋250円で販売しており、
その収益の一部は「城陽みどりのまちづくり基金」に寄付され、
町の緑化活動に役立てられています。
「嫌な匂いがしない」、「花壇の草花の根付きが良い」など地域住民の方に人気です(^^)
このような形で、利用者様が地域に貢献されています。

また、体を動かしながら作業をすることは、
日々のルーティンとして、利用者様の体のリズムを整えることにもつながります♪

年齢や障害特性が幅広い円では、一人ひとりに合わせた支援をより大切にしています。

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